重要なのはメラトニンというホルモン

夜にぐっすり眠る行為は、すっきりとした1日を始められるだけでなく、美肌作りにも不可欠です。

 

かといって「たくさん寝よう!」と、いたずらに睡眠時間を長くしたからといって美肌になれるわけではありません。

 

美肌作りを目指した場合は「睡眠の質」が大切です。
必要以上に睡眠時間を取るのではなく、適正時間の中でぐっすりと眠る必要があります。

 

そのためには睡眠の質を調整するホルモン「メラトニン」と、メラトニンの原料となる「セロトニン」をどれだけ日中に蓄えられるか、という点が重要になるのです!

 

 

睡眠で美肌を作る3ヵ条

睡眠ホルモンといわれるメラトニンと、メラトニンを分泌するために欠かせないセロトニンを作り出すためには、起きてから寝るまでの少しの工夫が重要です。
特に意識しておきたい「睡眠美肌の3ヵ条」を確認していきましょう!

 

その1:太陽の光を浴びる

朝日を浴びている女性の画像

朝起きて一番に「日の光を浴びる」という行為は健康的なイメージがあり、実際に睡眠サイクルの形成にも役立ちます。
特に朝一番の日差しは睡眠ホルモンであるメラトニンを抑制させ、体をすっきり目覚めさせるために有効的です。

 

また、日中に日差しを浴びて活動することでセロトニンの分泌が行われます。
つまり、太陽の光を受けながら健康的に活動をすることで、夜眠るまでにはしっかりと睡眠の準備が整えられるということです!

 

その2:有酸素運動を行う

一定のリズムに沿って行われる運動には、セロトニンを分泌させる効果があります。
咀嚼や移動の際の歩行でも効果を発揮しますが、有酸素運度を行えばより高い効果が期待できるのです。

 

「ウォーキング」「水泳」「サイクリング」は、特にセロトニンの分泌に有効的な運動といわれています。

 

心地よい運動で肉体が疲れれば睡眠の深さも良好にできるため、非常にオススメです!

 

その3:寝る前のスマホは控える

寝る前にスマホを触るイメージ

現代人にとって最も睡眠に影響するアイテムが「スマホ」です。
ゲームでもブラウジングでも読書でも、私たちはついついスマホを見てしまいます。

 

しかし、スマホの画面を照らす光は余りに強力で、夜中に使用すれば脳が朝だと勘違いして「メラトニンが減少」してしまうのです。
少なくとも睡眠の30分前はスマホの利用を完全にやめ、せっかく安定したメラトニンの分泌を妨げないようにしましょう。

 

睡眠の質とお肌の質は比例する

睡眠は疲労の回復や、ストレスの減少に大いに役立ちます。
それだけでなく、美しく健康的な美肌を維持するためにも良質な睡眠は欠かせません。
睡眠をコントロールすることで、体調もお肌の調子もまとめて整えてしまいましょう。

 

そのためには日が高いうちから「睡眠美肌の3ヵ条」を意識して行動する必要があります。
日差しを浴び、有酸素運動に勤しむ健康的な生活が大切です。
まずは手軽なところで、夜眠る前にスマホを見る時間30分を減らすところから初めてはいかがでしょうか。