クレンジングへの正しい理解
「クレンジング」は、主にメイクで顔に塗布した化粧品を落とすためのお手入れです。
主にクレンジングジェルやクレンジングオイルといったクレンジング剤により、水だけでは落としにくい目元や眉のメイクを落としていきます。
稀にクレンジングと「洗顔」を同時に行ってしまう人もいますが、厳密には異なるケアです。
洗顔は、クレンジングの後に行うスキンケアで泡タイプや固形石鹸などの優しい素材の洗顔料を使ってお肌を労ります。
それぞれ別々の行為であるため、正しいやり方も別々です。
今回は「正しいクレンジングの方法」を理解して、大切なお肌を労るファーストステップを歩みましょう!
正しいクレンジングの手順
①:手を清潔にする
まずは大切な顔を触る前に手を清潔にしましょう。
スマートフォン、キーボード、電車のつり革やエレベーターの乗降ボタンなど、私たちの手は意識してないところで雑菌にまみれています。
また、手に付着した菌から病気になるケースも珍しくありません。
冬場のインフルエンザ流行時期は、特に手の清潔さを保ち続けましょう。
しっかりと石鹸で手を洗い、共用のタオルは使わないといった自己防衛が大切です!
②:メイクは順番に落とす
手を清めたら早速メイクを落とします。
このとき、一気に全てのメイクを落とすような大雑把なメイク落としはやめましょう。
メイクはポイントごとに濃さが違うため、順番に落としていく必要があります。
ポイントメイクは専用のリムーバーの使用がオススメです。
また、クレンジング剤は手のひらで温めてから使用すると、メイクとなじみやすくなります。
力を入れすぎず、少し時間が掛かっても柔らかく落としていきましょう!
③:適量を意識して
クレンジング剤やリムーバーは、容器に適正量が書いてあります。
よく読んで使いましょう。
なかには「500円玉1枚分」「ピンポン玉くらい」と言った具合に、想像より多い分量が指定されている場合もあります。
「もったいない…」と思うかも知れませんが、肌への負担を考えた場合は素直に適正量の使用がオススメです!
④:最後はぬるま湯で流す
最後は水で洗い流すわけですが、冬場に温めすぎた水で洗い流すと乾燥を招く原因になります。
大体人肌より少し低い温度の「ぬるま湯」を使って丁寧に落としましょう。
また、シャワー状の水だと肌に刺激を与えてしまうため、手ですくって優しく流す方法がオススメです!
正しい方法を知ることで美肌を守る
クレンジングと洗顔は別々のスキンケアです。
そのため、正しい手順はそれぞれ違いますので、しっかりと違いを確認して丁寧なスキンケアを心がけましょう。
また、丁寧で正しいクレンジングは美肌にとっても欠かせません。
日常生活でお肌を刺激から守ってあげることは、美肌生活の第一歩として大切な取り組みなのではないでしょうか。
肌を綺麗にしたら、肌トラブルを起こさない為の清潔環境の作り方も実践してみると良いでしょう。