“お風呂”の時間は、忙しくなればなるほど面倒に感じたり、時間がもったいないと感じたりしてしまうものです。
しかし、身体を清潔に保つためだけでなく、健康な素肌を守るためにも大切にしたい時間です。
ここでは、みずみずしい健康な肌を取り戻し、心もリラックスさせる、贅沢な入浴法をご紹介します。
半身浴
半身浴の醍醐味は、じわじわと吹き出てくる汗!
汗とともに、毛穴から老廃物が流れ出し、身体中の血液がめぐりだすのが感じられます。
血のめぐりがよくなると肌トラブルの予防や改善につながることは、言うまでもありません。
身体を芯から温めるために、38度~39度くらいのぬるめの温度に設定しておきましょう。
半身浴の間に本を読んで、心を浄化したりリラックスしたりするのもよいですね。
15分あれば、十分に温まることができます。
時間を見つけて、無理のない程度に試してみてください。
アロマバス
お風呂のお湯にエッセンシャルオイル(精油)を2,3滴垂らすだけでOKです。
“アロマオイル”や“フレグランスオイル”と表記されている製品は100%天然素材ではなく、合成香料や化学物質が配合されています。
“エッセンシャルオイル”や“精油”と表記されているもの、もしくは肌に触れても大丈夫であることが明記されているもの以外は、アロマバスでは使用しないように注意しましょう。
おすすめの香りはリラックス効果があることで有名なラベンダーです。
ストレスや不安を軽減し、精神状態を安定させます。自律神経のバランスを整えてストレスを解消し、健康な素肌を維持する環境を整えましょう。
また、ラベンダーには抗炎症作用や殺菌作用があるので、肌荒れやニキビにも効果的です。
ゆず湯
日本では“冬至”の日にお風呂にゆずを入れるという伝統的な習慣があり、そうすると1年中風邪をひかないという言い伝えがあります。
ゆずの香り成分には血流促進、体温上昇、リラックスの効果があり、肌のコンディションの改善が期待できます。
ゆず湯は、2個以上のゆずをお湯に入れるだけで完成です。
皮をむいたり切ったりして入れると香りがでてきやすくてよいですが、実が出てきてお湯を汚してしまう可能性があるので、洗濯ネットのような網目の細かい袋に入れてからお湯に浸しましょう。
忙しくて疲れているときは、がんばらなければ…と焦ってしまうかもしれませんが、そんな時こそ、心身を休ませる時間を作る必要があります。
本来の健康な素肌と心を取り戻して、明日もハッピーに過ごしましょう♪