朝起きて鏡を見た時に、
なんだか今日は顔がはれぼったいなぁ~」と、
晴れない気持ちになってしまった経験はありませんか?

 

スッキリとした顔で一日を気持ちよく過ごすために、「忙しい朝でも簡単にできる、顔面むくみを即効で解消する方法」をご紹介します!

 

 

顔がむくむメカニズム

そもそも、顔はなぜむくむのでしょうか?
簡単に言うと、皮膚の下の細胞に余分な水がたまってしまうためです。
例えば、泣いたら目が腫れるのは、涙腺の周りに血液や水分が集まり、細胞に水分が溜まってしまうからです。

 

顔のむくみを解消するためには「血のめぐり」をよくする必要があります。

 

「血のめぐり」の一連の流れは、次のとおりです。

 

1.心臓から動脈を通ってきた血液の「血しょう成分」が血液から染み出して「細胞間液」になる
2.「細胞間液」が各細胞に酸素や栄養素を運ぶ
3.「細胞間液」が各細胞から二酸化炭素や老廃物を受け取る
4.「細胞間液」は再び「血しょう成分」となって血液にもどり、静脈を通って心臓に送られる

 

この流れがスムーズに行われないと、「細胞間液」が水分として細胞の間に溜まってしまいます。

 

これらの溜まった水分は、日中は立ったり座ったりすることによって脚の方に溜まりがちですが、横になって寝ると顔の方に流れてきやすくなります。
朝に顔がむくむことが多いのは、このためです。

 

解消法① 起床後のストレッチ

血のめぐり改善につながるストレッチ

両手を上に上げて伸びをするだけでも、血のめぐりを良くする効果があります。
さらに15秒かけて息を大きく吸って7秒かけて息を吐くことを同時に行うと、内臓の活動が促進され、血がめぐりやすくなります。
深呼吸は、鼻で吸って口で吐くのがセオリーです。

 

解消法② あたたかい飲み物を飲む

血流を促進するココア

体内を温めて身体全体の血行を良くすることで、顔のむくみを解消します。
ココアは、ポリフェノールが含まれており、血管を拡張して血流を良くする効果があるのでおすすめです。牛乳をレンジで温めて粉を混ぜるだけでできるものを購入すればコスパがよいですが、時間を短縮したい方は紙パックに入っている既成品を購入し、お気に入りのマグカップで温めて飲むのも良いでしょう。

 

解消法③ 小豆枕

身体を温めるために活用できる小豆

おばあちゃん秘伝の、身体に優しい小豆枕です。
小豆を布袋に入れて、レンジで数十秒チンするだけで完成です。
一度作ってしまえば、レンジでチンするだけで何度も繰り返し使うことができます。顔に当てて温め、血行をよくすると顔のむくみが解消されていきます。
大量の小豆を大きめの袋にいれると湯たんぽ代わりにも使うことが出来ますが、顔を温める程度であれば、小豆100グラムほどあれば十分です。
熱すぎると、肌への刺激が強くなってしまう場合があるので、布の厚さを調整しつつ試してみてください。

 

まとめ

朝にできる顔のむくみ解消法をご紹介しました。

 

むくんでからすぐ解消するのには限界があるので、日頃からお酒を飲みすぎない、塩分を取りすぎないといった注意は必要です。

 

また、生理前は、女性の身体を妊娠に適した状態に準備するために黄体ホルモンが分泌され、栄養や水分を溜めやすい体質になるので、むくみやすくなってしまいます。
精神的に不安定になりやすい時期でもあるため、マッサージやサロンでリラックスしながら血行を促進したり、温かい飲み物や食事を楽しんだりするとよいでしょう。