鏡の前に座って、鼻の辺りに注目すると気になってしょうがない“毛穴の黒ずみ”。
いつの間にか黒ずんでいることが当たり前になっていて、ある程度は仕方のないもの…なんて無意識に思ってしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

しかし、あきらめるのはもったいない!
毛穴の黒ずみを解決することができれば、素肌がトーンアップして綺麗に見えるようになります。

 

ここでは、毛穴が黒ずむ2つの原因と解決策をご紹介します。

 

 

 原因①角栓の黒ずみ

毛穴の黒ずみ予防に重要なスキンケア

毛穴に角質や皮脂が詰まると“角栓”ができます。
それが空気に触れて酸化すると黒くなります。
このタイプの黒ずみを予防するためには、まずは毛穴に皮脂や角質を詰まらせないように心がけましょう。
メイクをきちんと落とす、洗顔と保湿を丁寧にするといった、基本的なケアを丁寧に行うことが大切です。

 

予防のポイント

1. 皮脂や角質をしっかり落とすこと
2. 皮脂を過剰に分泌させないこと
3. 角質が正常に皮膚の外に排出されるように、ターンオーバーの機能を維持すること

 

解決策

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、クレンジング・洗顔・保湿をしっかりすることは、毛穴の黒ずみ防止の大前提です。

 

クレンジング剤は手で温めて汚れや脂分と馴染みやすくし、やさしく落としましょう。
クレンジング剤の量が足りないと十分に馴染まずに汚れが残ってしまう可能性もあるので、ここはケチらずにお肌にとってちょうどよい量を意識して使ってください。

 

拭き取りクレンジングは手っ取り早くメイクオフできますが、毛穴ケアとしては好ましくありません。肌の表面の化粧を落とすことができても、毛穴の中に入り込んだ汚れは残ってしまいがちです。
また、拭き取るときに余計に汚れを毛穴に押し込めてしまうこともあります。

 

洗顔の肝は“毛穴まで届く泡作り”です。
手のひらで泡立てるのではなく、泡立てネットを使ってしっかりとしたキメの細かい泡を作ります。
手や泡立てネットに残っている水分の量、泡立てる手のスピードや力の入れ具合によっても泡のキメは変わってくるので、ちょうどよいポイントを見つけて毛穴に吸い付く泡を目指してみてください!

 

さらに、バランスのとれた食事や適切な睡眠で肌のコンディションをよい状態にしておくことも不可欠です。

 

 原因②メラニンの沈着

毛穴への刺激によって炎症や色素沈着を起こし、黒くなってしまいます。
触りすぎ過剰なケア紫外線などが刺激となって、毛穴の黒ずみを引き起こしてしまうというものです。

 

予防のポイント

1. 触らない・刺激を与えないこと
2. 紫外線対策をしっかりと行うこと
3. ターンオーバーの機能を守ること(通常、メラニンはターンオーバーによって古い角質とともに排出されます。)

 

解決策

美白美容スキンケア

美白美容スキンケアを導入し、メラニンを薄くしていきましょう。

 

栄養素の摂取

 

  • ビタミンC(レモン、ピーマン、ゴーヤ、キウイなど)
  • リコピン(トマト、スイカ、ピンクグレープフルーツなど)
  • βカロテン(にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、唐辛子など)

 

これらの栄養素には、メラニンの生成を促進する活性酸素を抑える働きがあります。
日々の食事にバランスよく取り入れることを心がけましょう。

 

 

美容皮膚科やクリニックでの治療

レーザーを照射することでメラニンを破壊して黒ずみを薄くしていく方法や皮膚の表面を剥がれやすくすることでターンオーバーを促進させる方法(ケミカルピーリング)など、クリニックならではの技術や機器、薬剤を用いて毛穴の黒ずみを解決へと導いてくれます。
無料カウンセリングを行っているクリニックも数多くあります。
自分で基本的なケアを行っても解決できない場合は、美容皮膚科やクリニックで相談をしてみましょう。

 

 

毛穴の黒ずみを防ぐためには、丁寧なクレンジング、洗顔、保湿、バランスのとれた食事や紫外線対策といった、“基本的なケア”が必須です。
毎日の生活やケアを見直し、美しい素肌を取り戻しましょう!